Fブレーキキャリパー清掃
ブレーキキャリパーを清掃します。
泥水をかぶったり、砂埃にさらたれたりと、オフ車のブレーキは酷使されているので、たまにはキャリパーを外して丁寧に清掃をしてみましょう!
ブレーキキャリパーをフロントフォークから外す前にパッドピンを緩めておきます。
HEXレンチ(六角棒レンチ)の5mmを使用します。
ブレーキキャリパーをとめているボルトを外します。
対辺12mmの六角ボルトです。
案外きつく締まっている場合があるので、メガネレンチやソケットのスピンナハンドル等、力のかけられる工具を使用して緩めましょう。
ブレーキキャリパーが外れました。
ディスクパッドはまだ使えますね。
パッドの残量2〜3mm以下で要交換です。
先ほど緩めておいたパッドピンを抜き取ります。
パッドピンを外すと、ディスクパッドが外れます。
外したディスクパッドをブレーキクリーナーで洗浄します。
パッドピンです。
汚れがひどくこびりついています。
指でなぞると、蓄積された汚れの段が出来ていました。
これでは、ディスクパッドがスムーズに動きませんね。

ディスクパッドを外したキャリパーの中はご覧の状態です。
いろんな異物が絡まっていて酷い状態です・・・汗々;。
バケツに中性洗剤を薄めた水を入れ、その中でブレーキキャリパーをごしごしと水洗いしています。
歯ブラシを使うと細かいところまで綺麗に汚れを落とすことが出来ますね。
綺麗な水ですすいで洗浄は完了。
後はしっかりとキャリパー本体を乾燥させ、可動部分にはグリスを塗りましょう。
キャリパーが完全に乾いたらグリスを塗布します。
ブレーキレバーを何回か握ってピストンを押し出します。
出てきたピストンの外周をウエスで綺麗に磨いた後にピストンの側面にシリコングリスを薄く塗り伸ばします。
キャリパからスライドピンを抜きます。
スライドピンもブレーキクリーナーで洗浄します。
スライドピンが収まる部分にも古いグリスが固まって付着しているので、ブレーキクリーナーで洗浄します。
スライドピンを洗浄し終わったら、シリコングリスを塗りたくります。
パッドピンにこびりついた汚れを丁寧にペーパーをかけて落としていきます。
段が取れるまで磨きます。
ディスクパッドの背面もワイヤーブラシをかけて清掃を行います。
あまり凹凸があるようであれば、ペーパーをかけて平らにします。
ディスクパッドのあたり部分にブレーキグリスを薄く伸ばします。
このブレーキグリス、粘性が高く、ディスクパッドの共鳴を抑えます。
パッドピンにもブレーキグリスを薄く塗り伸ばします。
パッドピンに塗るのは共鳴防止というよりも、錆防止、ディスクパッドのスムーズな可動が目的です。
ブレーキグリスは水に流されにくいので、池アタックしてもOKです!笑)
ブレーキキャリパーを取り付けます。
取り付ける際に上方向(制動時に力がかかる方向ですね。)にキャリパーを押さえつけながらボルトを締めこみます。
取付ボルトはしっかりと規定トルクで締めましょう。
パッドピンを増し締めするのも忘れないように!
完了です。
ブレーキレバーを何回か握って、ブレーキが確実に作動する状態にします。
これをやらないでいきなり走り始めると、初回のブレーキが全く効かず、非常に怖い目に合いますので、必ず行いましょう。
2007.5.1