2006年8月6日   《砥山線 日川線 土室日川線 笠取線 (山梨県 塩山市)》 その(2)





大菩薩嶺は日本の100名山のひとつである。
この山は作家の中里 介山が書いた長編小説【大菩薩峠】で、かなり知名度が高いのであろう、登山者がかなり多く、登山者用の駐車場も満車であった。




その大菩薩峠付近の林道が土室日川線である。
全線フラットダートで走りやすいが、登山者の往来も多いので注意が必要である。
ゴンさんが気持ちよさそうに、そのフラットダートを走る。



エノさんのCRMもその後に続く。



土室日川線の終点付近は、標高も高く視界が開けていて、とても見晴らしの良い場所になっている。




大菩薩峠を越え、R411を左折してしばらく下り坂が続き、その途中に食堂があったので、そこで昼食をとることに。




お腹も一杯になり、だいぶ御満悦。




R411を奥多摩方面へ走り、柳沢峠を越えてすぐに笠取線入口がある。入口を入って、しばらくはアスファルトの路面が続くが、通信施設の入口を過ぎると路面はダートへと変わる。





写真の廃墟は、深静峡という笠取線の終点付近にある、リゾート計画崩壊の成れの果ての建物。
火事になったようで、全体がススだらけになっている。



ちょっと、内部を探索しています。



季節は夏とあって、辺り一面草も生い茂り、道に転がっている岩や石を草が隠してしまう。
その隠れている岩にヒットでもすると、転倒する危険がありますね。
そんな時はゆっくりゆっくり行きましょう!
ね!エノさん!!




笠取線の廻りをウロウロと走り回る。
ゴンさんがヒルに挑んでみる・・・登りはディグリーの極低速トルクに助けられて頂上まで行けたのだが、下りでスタックしてしまった。



ゴンさんが四苦八苦しているのを見かねたエノさんが、レスキューに走る。
自分?・・・基本的にカメラマンは、手出し無用ということで・・・。




上の写真の場所より右手の方向へ進んでみる事にする。
道はバイク一台分。車では進入不可です。





所々、うっそうとした場所を通る。
西の方角に山があるので、午後を回ると日が届かないところもでてきます。



巨木が倒れていて前を塞ぐ。
とうてい人の手では動かすことができないので、バイクを寝かせながら巨木の下をくぐって通過することに。



うっそうとした道を相当な距離走り、ようやく開けた場所に着いた。
この道に入る前は、少し走れば行き止まりになるピストンかと思ったが、とんでもない。
正確に測ってはいないが、ここまで10kmくらいの道のりがあったのではないだろうか。




右上の休憩場所から少し走ったところで、とんでもないものがあらわれた。
広大に開かれた場所にスーパーヒルを発見!!
丘の先にもまだまだおもしろそうな道が続いていて、
『こんなの奥多摩にあっていいの?? 恐るべし奥多摩・・・』と、3人が口をそろえて言っておりました。




それと、おまけのフォードトラックの放置プレイ。
荷台から木が生えているその雄姿は、千葉の六本木林道を越える素晴らしさ。ボディの朽ち具合も相当なもんです。
このトラックは、いったい何年位前から放置されているのでしょうか・・・



スーパーヒルを後にし、帰路に着こうとする我々に左右2分岐の道が現れた。
少し悩んだ挙句、下っている右の道を選び先へと進む。
しかし、これが最悪の結果になってしまったのだ。
先頭のゴンさんがどんどんと下へと降りていくのだが、その降りている道はいつのまにか完全に登山道と化してしまっている。
それでも、この先に一般道に出る出口が必ずあると、一途の望みに賭けた我々は、その登山道を降りていってしまったのだ。




いいかげん続くつづら折れが、道幅がせま過ぎてもうターンをするのも出来なくなってしまう。道の傾斜も相当なものだ。
もうこうなると、バイクに跨っての走行は出来ず、ひたすら押しでつづら折れを降りることになる。
果たして、この先、本当に行けるのか??or この道を引き返せるのか?? 
誤りに気づいたとき、すでに遅しである。
『ちょっと、この先徒歩で降りて、一般道に出れるか見てくるわ』
バイクを置いて徒歩で道を降りてみると、御臨終である。倒木で完全に道を塞がれていたのだ・・・。
遭 難の二文字が3人の脳裏をよぎる。
ま、まじ、奥多摩で遭難かよ (||゚Д゚) ・・・洒落になんねっす。




もう押すしかない。
3人は降りてきた道をひたすら押しで登る。
山中とはいえ、真夏のこの時期にバイクを押しながら登山道を登る我々はいったい何なんであろう・・・。(悲)
もちろん、3人とも汗で全身ビショ濡れです・・・。(泣)




何度休憩をしたことか・・・
しかし、何とか生還した我々。
エノさんの表情にもようやく笑みが見えた。




2分岐の道を左に行くと、その先は一之瀬高橋へと出る。
ようやく一般道に出てくる事ができた我々。
日も完全に落ちてしまっていた。




後姿に疲労感がただよう・・・(笑)

奥多摩の一般道に出るも今度はガス欠の恐怖。
日が暮れた奥多摩湖界隈のスタンドは、すでに営業を終了してしまい、走れど走れどガソリンスタンドの灯りは見当たらず。
山道を延々と走り続け、もう駄目か!?と思ったときに、突然現れたスタンドの灯りに、ライト兄弟の『弟よ、あれがパリの灯りだ!』の言葉を思い出してしまいました。(笑)

最後に撮った集合写真。
みんな疲れきった表情ですが・・・

せんだみつおのナハナハやらせてます。
でも、オッサンじゃないと分かんないかもね、このギャグは。

これに懲りずに、また奥多摩行こうね!!